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非常に吸湿性のあるそばがらですが、天然素材の為どうしても虫が寄ってきて繁殖します。そこで養分となるそば粉を取り除くため、何回もふるいにかけたのち、赤外線ヒートドライ加工をしたそばがらを、さらに大きな釜で熱湯を循環させ篩いきれなかったそば粉を溶かした後、2度すすぎ洗いをした清潔なそばがらです。そば粉を取り除いた分、当然同じ重さならカサ高性に優れています。
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そばがらはとても吸湿性に優れていますが、天然素材のためどうしても穀物虫が発生していました。
そのために、赤外線高温殺虫という方法や毒ガスの原料となる非常に強い薬で薫蒸殺虫という方法がとられるようになりました。
しかしながら、そばの実に産み付けられた卵は非常に生命力が強く死滅することはありません。
その他、湿気を好む不快虫が湿気を吸収した枕の中に入り込み繁殖する事があります。
ふるい切れなかった養分となる「そば粉」を熱湯で洗い流し、虫の発生や繁殖を抑えようとする方法が高温洗浄そばがらです。
そばがらの乾燥には機械乾燥と自然乾燥があり、機械乾燥を選択されていることが多いのですが、当社は手間がかかりますがより良い製品をご提供させていただきたいが為、あえて自然乾燥にこだわりました。
なぜならば、機械選別ですと餌となる痩せた軽いそばの実も良品の方に入ってしまう可能性が高いと判断いたしました。 |
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自然乾燥にこだわり、人間が検品しておりますので大量生産はできません。
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右端:20分高温洗浄後の廃液 |
中心:すすぎ洗い後の廃液 |
左端:2回すすぎ後の廃液 |
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熱湯で20分間そば粉を溶かしながら洗い廃液を250mlの容器に採取したものです。
これだけのそば粉が沈澱しています。
そばがらの色素も洗い流されるため、枕が黒く汚れるのも少なくなります。 |
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1度目のすすぎ洗い後でもまだ少しそば粉が少し残っています。
(見やすいようにペットボトルに移し替えました。)
そのため、2度のすすぎ洗いをしています。 |
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取り除いたそばがら。約6kg(枕3,4個分)で片手半分ほど取り除きます |
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取り除いた甘皮とそばの実のアップ写真 |
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一見実の入っていない
そば殻に見えても |
ピンセットで押しつけると・・・ |
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乾燥は自然乾燥を採用し、ゆっくりと乾燥させながらそばがらに残った玄そばをや甘皮をピンセットや指先で取り除き、手間隙を惜しまず仕上げました。そばがらが水分を含んでいる間は色や膨らみ具合で身が入っているかどうかがわかります。
機械乾燥だとその過程がなくなるためあえて手間のかかる自然乾燥を選択し極力不快虫の餌となる栄養分を取り除くことにしました。
そのため大量生産はできません。
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←完全な手作業です
取り除いたそばがら→ |
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熱湯洗浄直後 |
1日経ったそばがら |
写真のように、乾燥すると実が入っているかは入っていないのかわからなくなります。
機械乾燥だと実入りのそばがらの除去が難しいので自然乾燥にこだわりました。
当社は国産玄ソバと米国ワシントン州産の玄ソバのみを使っている、製粉屋さんよりソバガラを調達しています。
また、玄ソバはワシントン州農業省より殺虫剤の投与がない旨の証明書が発行されます。日本での通関時に食品衛生法28条に基づく検査においても残留農薬の残存が認められないという検査結果が出ております。
輸入そば殻や、中国産玄ソバは使用しておりません。
幌加内は耕作面積2700ha、生産量2300tを誇る日本一のそば生産地です。
ワシントン州のそば畑
5か所のそば畑を契約し1か所は1年間畑を休ませます。
そのため農薬を使わなくても元気なソバが育ちます。
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洗浄そばがら商品
・35x55ファスナー付き全そば枕
・補充用そば殻中材
・その他
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