籐眠チップ
     


籐眠チップ

  籐はヤシ科の植物で熱帯雨林をもっとも特徴付ける植物で、英名のラタンはマレー語のロタン(Rotan)から来ています。
籐は曲げに強く、丈夫な素材であるため昔から家具やかごなどにも使用され寝具関係でも籐枕として使用されています。
何をいまさらと思われるかもしれませんが、芯の中には無数の導管があり、これほど見た目に通気度のはっきりしたものは他には類がありません。
この無数の導管のおかげで、通気性はもとより、吸汗性や放出性に優れ、表面積が非常に広くなるため吸着性にも優れています。
サニーフッレシュ加工を施すことにより活性炭化させているので防虫・防ダニ加工、消臭効果もあります。

*活性炭にする方法は炭化法と科学法の2種類があります。


 



籐眠チップ大粒 籐眠チップ小粒


 
 



財団法人 日本紡績検査協会試験センターにて
黄色ブドウ球菌の抗菌検査、硫化水素に対する消臭検査、吸湿性の検査をし、効果があることがデータにて証明されております。 
経口毒性テスト、皮膚刺激テストにも合格しています。

 検疫の問題と、白度を保つように硫黄にて燻蒸しているので匂いに敏感な方は最初は若干気になると思いますが、日に干し風を通していただきますとにおいは徐々に無くなります。
農家における干し柿、干しイチジクなどの漂白剤には、硫黄を燃やして得る二酸化硫黄を燻蒸して使用されますがそれは、二酸化硫黄には抗菌作用があるためです。
食品添加物としてアルコール飲料やドライフルーツの保存料、漂白剤、酸化防止剤に使われていますが。一般的に腐敗を防ぐためというより、見た目を保つために用いられることが多いです。
ドライフルーツは独特の風味を持っていますが、二酸化硫黄もその一因となっているとの事です。
また、ワイン製造にも重要な役割を果たしており、ワイン中にもppm単位で存在していて、抗菌剤や酸化防止剤の役割を果たし、雑菌の繁殖や酸化を防ぎ、酸性度を一定に保つ手助けをしている程良く使われています。



結論
  小粒タイプは結構使いやすいですが、カットする際に穴が多いため鋭利な刃物でもきれいに切れない場合が多々ありますが、ピロケースで包んで使用する分には支障はなかったです。
籐眠チップだけだと硬さが気になるようでしたら下側に柔らかい素材をご使用になられますと気にならないと思います。



マンガで分かる籐眠チップの作り方 Go!

   
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